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Instagramアカウント運用でやるべきこと【ターゲットと世界観を決める】

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Instagramアカウント運用でやるべきこと【ターゲットと世界観を決める】

Instagramアカウント運用でやるべきこと【ターゲットと世界観を決める】
さまざまな情報があふれる今、ユーザーは無駄なものを排除し、取り入れる情報を「フォロー」という形で取捨選択する時代になっています。
そんな中、自社が「フォロー」されるためにはInstagramユーザーが求める有益な情報を発信する必要があります。そのためにはユーザーについて理解し、より見る価値の高い情報を発信する必要があります。
ここでは「有益な情報」とはどのようなものか、どのようにコンテンツの内容を検討すればいいのかをご紹介します。
まず、ターゲット(ペルソナ)を明確にする
ターゲットをはっきりさせることで情報発信の軸がつくりやすくなり、的確にユーザーの求めるコンテンツをつくることができるようになります。
Instagramアカウント運用でフォロワーを獲得するためには、まず、自社がどのような人に向かって情報を発信したいのかを明確にしましょう。
"Instagram2021527-100-1" 
ターゲットのペルソナ設定では、自社ブランドのターゲットイメージを「1名」にまで落とし込みます。
たとえば
ターゲット女性A
20代~30代女性
会社員
オシャレ好き
肌荒れが悩み
という漠然としたイメージからさらに掘り下げて、
春野香織
年齢28歳 女性
WEBライター兼デザイナー(6年目)
フェミニンファッション(〇〇ブランド)が好み
ニキビによる肌荒れが悩み(チョコレートの食べ過ぎが原因)
のようにターゲット像を設定します。
そうすることで、「その人の気に入る情報・役に立つ情報は何か?」を考えやすくなり、コンテンツの質も高まります。
また、SNSはもともとコミュニケーションを目的としたプラットフォームですので、「私 対 みなさん」という1対多数に情報発信する形よりも、「私 対 あなた」という1対1のやりとりを意識した方が、より深いコミュニケーションができるため、ファンとの信頼関係も生みやすくなります。
世界観(ユーザーメリット)の統一
ターゲットを決めたら、続いて情報発信の軸となる「世界観」を決めていきます。
Instagramのアカウント運用では「世界観を統一しよう」とよく言われますが、この世界観とは具体的に
【基本】アカウントの見た目(好きな雰囲気か)
【付加価値】有益性(役に立つか)
【付加価値】エンタメ性(感情が動くか)
の要素をコンテンツに取り込み、継続的に発信することで形づくることができます。
Instagramアカウントの写真や動画のクオリティは大前提として備わっており、そこに付加価値として有益性とエンタメ性のどちらか、あるいは両方を含めることで、多くのInstagramユーザーに興味を持ってもらえてフォロワーの増加につながります。
【基本】アカウントの見た目(好きな雰囲気か)
まず、美しい魅力的な写真や動画はInstagramにおいて基本となります。
きれい、かわいい、カッコいい、シンプル、モダンなど、自社ブランドの世界観・カラーをメインにターゲットに刺さりやすい雰囲気を重視しトンマナをそろえましょう。
たとえば、以下の写真はカフェを全国に展開するブルーボトルコーヒー(画像左)とコメダ珈琲(画像右)のInstagramアカウントです。
"Instagram2021527-100-2" 
前者は全体的に物が少なくシンプルな淡いイメージを訴求し「シンプルライフ」を目指しているターゲットの目に留まりやすくしていることが読み取れます。
後者はブラウンをメインにした落ち着いた大人のイメージを訴求しつつ、サンドイッチやお子さまプレートなどの商品を紹介していることから「ゆっくり落ち着きたい大人」あるいは「子供連れで一息つきたい大人」のような層をターゲットとしていることが読み取れます。
このように、「カフェ」という同じジャンルであっても集客したいターゲットやブランドのカラー、押し出したい雰囲気でアカウントづくりは異なってきます。
Instagramアカウントの世界観を決めるときは、自社ブランドのカラーも大切ですが、ターゲットから好まれるのはどんな雰囲気かも重視しましょう。
【付加価値】有益性(役に立つか)
アカウントの見た目に加えて、付加価値としてInstagram投稿に「有益性」の要素を追加しましょう。
有益性とは、具体的に
新しい情報が得られるか
⇒ 業界の最新トレンド情報、お得なセールス情報 など
生活が便利になるか
⇒ 収納の豆知識、続きやすいダイエット情報 など
生活の悩みが解消されるか
⇒ 食事の献立を提案、お肌のトラブル改善 など
のいずれかの要素を取り入れた情報と言い換えることができます。
たとえば以下は大手メガバンクである三井住友銀行のInstagramアカウントの投稿です。
"Instagram2021527-100-3" 
「保険」という少し難しいテーマを親しみやすい漫画を通して紹介。保険に関する豆知識も紹介するなど、見ているユーザーに親しみやすく役に立つ情報を発信して保険への興味関心を刺激しています。
通常、「保険」のような無形商材はInstagramと相性が悪いと思われがちですが、「役立つ情報」という形で情報発信することでユーザーからメリットを感じてもらえるようにアカウントをつくることもできます。
最近では「写真+テキスト」で説明を補足し情報量を多くしたコンテンツでInstagramを雑誌メディア化しているアカウントも人気の傾向にあります。
別の例として、以下は料理レシピ情報を発信している「デリッシュキッチン」のInstagramアカウントです。
"Instagram2021527-100-4" 
こちらのアカウントでは毎日複数の料理レシピと作り方を動画でわかりやすく紹介しており、豊富なメニューの数々は日々の食事の献立を考えるママ層の負担を大きく減らしています。
短い動画を通して時間をかけずにレシピを学べる配慮も大変便利に感じるポイント。
このように、自社の強み・専門性のある領域を中心に、ターゲットに役立つ情報は何かを考えコンテンツに落とし込んでいきましょう。
【付加価値】エンタメ性(感情が動くか)
アカウントの見た目に追加したい付加価値として、Instagram投稿に「エンタメ性」の要素も検討してみましょう。
エンタメ性とは具体的に、人の感情を刺激するコンテンツです。
たとえば、「かわいい」「かっこいい」「面白い」「癒される」「食べたい」「行きたい」「やってみたい」という気持ちを起こすことができるような要素をコンテンツに含めていきます。
ペットなどのカワイイ動物画像や動画は「かわいい」「癒される」といった気持ちをユーザーに抱いてもらいやすく人気の高いジャンルです。
ビジネスとしては、ユーザーが次の行動を促したくなるような投稿を心がけてみましょう。
たとえば、以下は新宿にある肉とチーズバル「ARK」のInstagramアカウント投稿です。
チーズをふんだんに使った「シカゴピザ」のチーズが伸びている姿を収めた写真によって、シンプルに「美味しそう、食べてみたい!」という食欲と好奇心を生み出しています。
"Instagram2021527-100-5" 
別の例として、こちらは最新技術を使った不思議な空間を演出する「チームラボ」のInstagram投稿です。
動画ではこの世のものとは思えない美しく不思議な空間が広がっており、「きれい!行ってみたい!」という気持ちを上手に刺激し集客につなげています。
"Instagram2021527-100-6" 
「行ってみたい」「やってみたい」という体験したい気持ちを刺激することで、Instagramユーザーを購買や訪問などのネクストアクションへ促しやすくなりますので、エンタメ性を意識した要素もコンテンツに取り入れてみましょう。
ユーザーの求めるものを先回りした情報発信を心がける
いくら自社で満足なコンテンツが出来上がっても、ターゲットユーザーから受け入れられなくてはただの自己満足となってしまい、Instagramのビジネス活用としては不十分といえます。
SNSでは「共感」を生み出すことがフォロワー獲得につながるため、見てほしいターゲットがどのような悩みを抱えているのか、何を思って自社の投稿を見てくれているのかを徹底的に考えましょう。
一般的な店舗のInstagramアカウントであれば、ユーザーの知りたい情報として
商品の価格(税込・税別)
商品の詳細やラインナップ
お店のある場所とアクセス方法
営業時間
店が空いている時間帯
お得なキャンペーン情報
などが挙げられます。
さらに一歩踏み込んで、役立つ情報として消費者目線でのコンテンツ作成をしましょう。
たとえばファッションブランドのInstagramアカウントであれば、
アイテムをどのように使えば良いかわかるコーディネート写真を豊富に載せる
様々な身長・体型の人が着るとどのようなイメージになるのか紹介する
服の生地の質感・重さ・風になびいた感じなどを動画でわかりやすく見せる
といった情報を見せることでユーザーは自分が服を着た時のイメージがしやすくなります。
こちらが「見せたいもの」とユーザーが「見たいもの」にはズレがあることを理解した上で、Instagramの投稿を見た人が「これが知りたかったんだ」と思う情報を丁寧に伝え共感を育てることで、ユーザーがメリットを感じてくれるようになり、フォロワー獲得につながります。
本記事の後半で紹介しますが、投稿とアカウント自体の分析を通して自社ブランドに対してユーザーはどのような情報を欲しているのかを読み取り、コンテンツを修正していく運用も必要となりますのでぜひ意識しておきましょう。
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